
momo
自分の体内でどのようにおっぱいがつくられるのかを知ることで、気にしなければいけないことが分かったり不安を解消することができるので、とても有意義なことなんです。
ママの体内でどのように母乳がつくられるのか一緒に学びましょう!

出産直後から産後10日
母乳は出産したらすぐにでると思われがちですが実際にはすぐにはでません
妊娠中から乳腺の発育ははじまっていますが、プロゲステロンというホルモンの働きで妊娠中の母乳の分泌は抑制されています
出産し胎盤がでることでプロゲステロンの働きが急激に低下しプロラクチン、オキシトシンというホルモンが急激に増えることで母乳が分泌されるようになります。
プロラクチンとは
母乳をつくるホルモン
オキシトシンとは
射乳をおこさせるホルモン
プロラクチンはおっぱいを吸われることで分泌されます
なので、母乳も赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらわないとでるようになりません
出産直後から10日間ほどは赤ちゃんに吸われれば吸われるほど刺激を与えれば与えるほどつくられます
出産直後は大変な時期ですがとにかく赤ちゃんに吸ってもらうことが大切になります

産後10日から卒乳まで
産後10日ごろを過ぎると母乳のつくられ方がかわってきます
この時期からは母乳は赤ちゃんが飲んだ量だけつくられるようになります
なので授乳または搾乳によって排出された母乳の量だけ次の授乳のときにつくられるようになるんです
赤ちゃんにとって必要な量だけがつくられるおっぱいとなっていきます
そのため片方飲んで終わってしまう場合は飲んでもらってないもう片方のおっぱいも
搾乳しておかないと次の授乳のときにつくられなくなってしまいます
たまにおっぱいを張らせるために片方ずつ飲ませると聞きますがこれは逆効果です
授乳時間が空きすぎると脳がもう母乳つくらなくてもいいのかあと勘違いしてしまいどんどん母乳の分泌量が少なくなってしまうので気をつけましょう
総合病院のNICUで働き、現在は9ヶ月の息子の母をしている助産師momoです。
自分自身がママになってみて、助産師をしていた時には気づけなかったママの本当の大変さを痛感する毎日です。
助産師として働いていた時、ママたちに大丈夫だよと言っていたことも、いざ自分が子育てしてみると不安でたまらなくなることばかりでした。
この経験を元に『ママの社会科見学(ママけん)』を通して、「助産師としての知識・経験」と「ママとしての実体験」の両面から、会員様や読者のママさんにお役立ち情報を発信しています!
随時、ご質問などにも応じつつ、運営のサポーター&監修として活動していきますので、皆さんよろしくお願いします(*^^*)
助産師/保健師/看護師
アタッチメントベビーマッサージインストラクター
育児セラピスト2級

『ママけん』とはコミュニティ「ママの社会科見学」の略で、『育児のために自分の生活や人生を諦めることなくママ自身が輝こう!』というスローガンをもとに発足しました。
このママけんMediaは『ママけん』の活動の1つです。
育児をしながら学ぶことって、もちろん初めは少し大変で難しいこともありますが意外と有意義で楽しいものです。
自分と子供のためになると思えば、集中力ややる気も湧いて充実度2倍!
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