母乳を増やすには冷え対策と血行促進が重要

助産師momo
皆さん、こんにちは。助産師momo です。
いきなりですが・・
御自身のおっぱいを触ってみてください。温かいですか?冷たいですか?
実は、母乳を増やすためには、身体を温めることがとても大切です。
身体を温めるだけで、母乳量がグッと増えることもあります。
また、授乳をする姿勢はとても肩が凝りますし、日常的な抱っこや寝かしつけで身体の至る所が凝ってしまいますよね。
しかし、この身体の凝りが母乳量を増やす妨げになっているおそれもあります。
母乳は血液からできている
聞いたことがあるかと思いますが、母乳は血液からできています。
もう少し厳密に言うと、乳房の毛細血管の血液がもとになって母乳がつくられています。
そのため、身体が冷えて血流が悪いと母乳がつくられにくくなります。
しかし、出産後1ヶ月は湯船につかれないので身体が冷えてしまいがちです。
湯船にもつかれない、薬も飲めない・・ただでさえ辛い状況下で踏んだり蹴ったりですよね。
そこで、出産後でも簡単に身体を温めることができる方法をお伝えします。
身体を温める方法
身体を温める食べ物をとる
根菜類やしょうががオススメです。
私自身、産後2ヶ月くらいは毎日のように豚汁を食べていました。
あとは、飲みものもなるべく温かいものにしましょう。
これから暑くなるので冷たいものを求めてしまいますが少し気をつけてみてください。
足湯
温かめのお湯にリラックスして足をつけましょう。1ヶ月健診後、入浴がOKになったら入浴がオススメです。
靴下をはく
足から身体は冷えやすいです。
サンダルを履く季節になりますがなるべく靴下をはくようにしましょう。
首肩鎖骨周りを温めるマッサージをする
首肩鎖骨周りには重要な筋肉やリンパがあります。
ここの筋肉をほぐしリンパを流すことで母乳の出はよくなります。
旦那さんにマッサージしてもらったりホットタオルなどをおいて温めてみてください。
まとめ『母乳は血液です』
しつこいですが、大事なことなのでもう一度言いました。
母乳は血液からできているので、身体を温め、血流をよくすることで母乳の出はよくなります。
このことをいつでも頭の片隅に置きながら、日常の中で少しずつ出来ることからやってみてください。
総合病院のNICUで働き、現在は9ヶ月の息子の母をしている助産師momoです。
自分自身がママになってみて、助産師をしていた時には気づけなかったママの本当の大変さを痛感する毎日です。
助産師として働いていた時、ママたちに大丈夫だよと言っていたことも、いざ自分が子育てしてみると不安でたまらなくなることばかりでした。
この経験を元に『ママの社会科見学(ママけん)』を通して、「助産師としての知識・経験」と「ママとしての実体験」の両面から、会員様や読者のママさんにお役立ち情報を発信しています!
随時、ご質問などにも応じつつ、運営のサポーター&監修として活動していきますので、皆さんよろしくお願いします(*^^*)
助産師/保健師/看護師
アタッチメントベビーマッサージインストラクター
育児セラピスト2級

『ママけん』とはコミュニティ「ママの社会科見学」の略で、『育児のために自分の生活や人生を諦めることなくママ自身が輝こう!』というスローガンをもとに発足しました。
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