妊娠中のストレスは母子にとって大敵!旦那との良い関係性を築こう!
妊娠しても旦那に自覚がなくてイライラする。けど、何をどのように話し合ったらいいか分からない。
こんな悩みを抱えていませんか?
実は『妊娠中ストレスの主たる原因は旦那!』という意見はかなり多いんです❗️
そこで、その解消法を今回は16個にまとめました。
この16個について事前に2人で確認して、旦那が守ってくれる(守る努力をしてくれる)と妊婦としての旦那に関するストレスはほぼなくなるはずです。
また、そもそも妊娠中に夫婦で話し合うことは非常に大切です。
夫婦がお互いが快適に過ごすため、さらに出産後にも育児や家事の分担をきちんと習慣化するためにも、妊娠中はとても重要な期間なのです。
以下に示す16個をどれだけ旦那がやってくれるかどうかしっかりチェックして、実行できないようであれば更に話合うきっかけにしてもらえれば幸いです。
妊娠中、旦那にイライラしないための夫婦16個の約束
・1,妊婦健診に一緒に行く!
・2,ミスをしても絶対に責めない
・ 3,荷物は必ず旦那が持
・ 4,階段やエスカレーターでは旦那が下側に
・ 5,旦那が率先してお散歩に誘う
・ 6,つわりが酷い時には臭いを持ち込まない
・ 7,食事に関する気遣いをする
・ 8,保健所や役所には夫婦で一緒に行こう!
・ 9,他の人と比較しない
・ 10,飲酒や喫煙を極力控える
・ 11,必要性の低い外出は避ける
・ 12,妻の話をよく聞く(いつも以上に)
・ 13,休みの日には外へ誘ってみよう
・ 14,子供の名前を一緒に考えよう
・ 15,旦那もお腹を撫でよう
・ 16,教育方針などについて話しあおう
1,妊婦健診に一緒に行く!
本来、どんなことよりも「妻と子供が最優先」であるべきですね。それを具体的に表現する最初の機会が妊婦健診への付き添いです。
もちろん仕事の都合で同行できない場合もあると思います。
しかし、毎回これを許してしまうと、出産後に妻や子供が病気になったり緊急事態があった場合にも、仕事を優先するという習慣がついてしまいます。
妻自身が『妊婦健診に一緒にきてもらわなくても良い』と言うのは簡単ですが、この1回1回が旦那を仕事人間にしているという意識を持つことが大切です。
そもそも、なぜ妻だけが多くの制約を受けて、妊婦健診にも一人で行かなければいけないのか。お腹の中の子は誰の子なのかを夫婦でしっかりと考えてみる必要があります。
2,ミスをしても絶対に責めない
妊娠すると大きな不安、身体的な負担、ホルモンバランスの乱れによる心身の変化など、男性には想像もできない大仕事を24時間抱え続けることになります。
ちょっとしたミスや失敗は大目に見てもらうように事前に約束してもらいましょう。
そもそも、夫婦間での日常生活で起きるちょっとしたミスなど、お互いに目くじら立てる必要などないはずです。
妊娠中から怒らないことを習慣化することで、出産後もお互いに穏やかにいられることが多くなるはずで、小さな失敗に対して寛容である癖がついているだけで家族内の雰囲気は激的に改善します。
小さいことのようですが、このようなことの積み重ねが「幸せな家庭作り」につながるのです。
3,荷物は必ず旦那が持つ
『妊婦に重いものは持たせない』極々当たり前のことです。ですが、これは何も妊娠中に限った話ではありません。
出産後もしばらくの間、妻は色々な赤ちゃん用のグッズを持ち歩かなければいけなくなります。その際に、妊娠中から荷物は旦那が持つ習慣がついていると日常がスムーズに流れるはずです。
4,階段やエスカレーターでは旦那が下側に!
これは『転落防止』を目的とした行動ですが、それ以外に重要な意味があります。
妊娠中から旦那がこのような行動を習慣化しておくことで、出産後にも妻に対して優しい態度で接することができるし、子供の安全を確保する行動が自然にできるようになります。
『何事も習慣が大切』ということです。
5,旦那が率先してお散歩に誘う
妊婦はお腹や身体全体も重いし、体調も優れないし、腰も痛いし、とにかく自主的に運動する気にはなりません。そんな時に、旦那から一緒にお散歩に行くよう声をかけてもらうことで、頑張ろうという気持ちになれます。
妻が散歩に出る気にならなかったり、体調があまり優れない場合には、家の中で二人で並んで一緒に軽くスクワットをしてみたり、柔軟体操をしてみるのも良いでしょう。
6,つわりが酷い時には臭いを持ち込まない
旦那に『人生で一番ひどかった二日酔いを覚えているか』尋ねてみてください。
そして「つわりは二日酔いの数十倍キツいと言われている」ことを教えてあげてください。そのうえで、『そんな時にはどんな環境づくりをするべきか分かるでしょ?』と、相手の立場に立って考える習慣をもたせるようにしましょう。
お米が炊ける香りがダメ。肉の臭いがダメ。パンの焼ける臭いがダメ。汗の臭いがダメ。納豆の臭いがダメ。ありとあらゆる臭いがダメなパターンもあります。
妻は特に苦手な臭いがあるようでしたら出来るだけ具体的に伝えておくと良いと思います。
7,食事に関する気遣いをする
つわりが酷い時期には、臭いや味覚がとても偏った状態になるので、妻が食べられるものは最優先でそれを食べさせてもらうよう話し合っておきましょう!
事前に話し合っていないでその都度食べたいものを言うと、ただのワガママを言っているように受け取られ兼ねません。男性は妊娠中の体調や状態を想像することしかできないので、細かく情報を伝えて理解してもらうように努めないとまったく理解できません。
また、つわりのせいで食べたくても食べられない場合も多々あるので、そんな時には旦那は食事を抜く必要まではありませんが自分だけ贅沢に食事をするようなことも避けるべきです。
常に夫婦で寄り添う気持ちが大切です。
8,保健所や役所には夫婦で一緒に行こう!
保健所で母子手帳をもらったり、役所に諸々の申請をしに行く必要が多々あります。
それらの施設に行くと、手続きだけでなく今後の子育てで必要な情報なども教えてくれるので、ぜひ一緒に行くようにしましょう。
一緒に行って育児の説明や情報を受けることで自分が父親になるということを徐々に実感することにもつながります。
9,他の人と比較しない
親や親戚の経験談、知人の話など、男性も妊娠について耳にする機会は意外とたくさんあるものです。しかし、絶対に奥様と他人とを比較しないようにしましょう(比較しないように事前にきちんと話をしておきましょう!)
妊娠中は人それぞれ感じ方も体調変化も心の安定も、全てがその人にしか分からないものです。誰かと比較しても何の意味もありませんし、比較されることでなんだか自分が劣っていると言われているような、責められているような気持ちになります。
10,飲酒や喫煙を極力控える
妊婦がいる空間での喫煙は論外ですが、それ以外の場所でも旦那は飲酒と喫煙は控えるべきです。
妻だって自由にお酒が飲みたいのを我慢しているかもしれませんし、お酒に限らず妊娠期間中は多くのことを我慢する日々が続いています。
そんな時に旦那だけが何の制限もなく自由にしていたらどう思うでしょうか。
旦那も「自分も一緒に妊娠しているんだ」という意識を持つことがとても大切です。
逆の立場に立って、自分だけが全てを我慢しなければいけなくなった時のことを想像してもらうよう促しましょう。
11,必要性の低い外出は避ける
妊娠中の多くの女性が『旦那に対してストレスを感じていること』の上位が、1人で外に遊びに行く、飲みに行く、ことに対してです。
これまで書いた中でも何度も言っていますが、最も重要なことは『相手の立場に立って考えてもらうこと』です。
そう考えれば、『遊びは極力我慢しましょう。付き合いという名の飲み会も控えましょう。』というのは、極々当たり前のことだと分かってもらえるはずです。
12,妻の話をよく聞く(いつも以上に)
妊娠中は上手く言葉にできないような気持ちになったり、必要以上に心配性になったり、ちょっとしたことが気になったり、そんなことがあるようです。
それらの全てに対して、しっかり耳を傾けましょう。
日頃から仕事が忙しくて会話の時間があまり取れていない場合には、妻が何も言わなくても「何か困ったことない?不安なことはない?」と毎晩、声をかけることを習慣づけると良いでしょう。
これらの習慣が、出産後にも温かい家庭を作っていく大きな役割を果たしてくれるはずです。
13,休みの日には外へ誘ってみよう
心身ともに疲れていて何もしたくない場合でも、旦那様が「気分転換でもしに行かない?」と声をかけることで、気持ちが晴れて体調も改善するかもしれません。
カフェなどに出て少しだけ外の空気を吸うだけで、かなり違うものです。
嫌がるのを無理に連れ出すことは避けるべ気ですが、一声かけてポンっと背中をひと押すことで、軽く運動をしてみようという意識が持てたり、鬱々とした気持ちが少し晴れたりすることもあります。
体調面や精神面で何も負担を追わない男性がリードする役割を担うのは、冷静に考えれば当然のことですね。
14,子供の名前を一緒に考えよう
男性は父性を身につけるのが遅いと言われていますが、身体の変化も一切ないため当然のことです。しかし、それを「当たり前」で済ませるのはよくありません。それを補うための努力をすることが大事ですし、それを妻は期待しています。
そのためにできる具体的なことが「子供の名前決め」です。
子供の名前を考える時間をきちんと確保することで、これから生まれてくる子供のことに頭と時間を費やして父性を養う準備ができてきます。
これは個人的なアイデアですが、『名前決めイベント』のようなものをやると面白いですよ!
『名前決めイベント』
①お互いに希望の名前の候補を3個ほど用意して発表する。
②6個の中から話し合って、候補を2個残す。
③後日、またお互い3個ずつ用意して発表し、前の残った2個と合わせて8個の中から2個残す。
みたいな形で何度か行い、最終的に名前を決める。そんなことを私たち夫婦はやって娘の名前を決めました(笑)
15,旦那もお腹を撫でよう
父性を身につけるための努力の一つとして、お腹を撫でることが効果的です。
と言うのも、大きくなった妻のお腹の中で赤ちゃんは実はものすごーく頻繁に動いています。
女性が「あ!蹴った!」なんて言うのをよく聞きますが、それは初期の頃だけの話で、しばらくすると蹴ることなんて当たり前すぎていちいち言ったりしません。
男性にもお腹を撫でている間に赤ちゃんが蹴ったり動きまくったりシャックリしたりするのを、手で実際に感じてみて欲しいのです。
「ああ、本当にここに自分の子供が生きているんだな」そんな風に感じられると思います。それが父性の始まりだと思います。
16,教育方針などについて話しあおう
「この子の教育についてなどまだまだ先の話だよ」と思うかもしれませんが、具体的な話でないからこそお互いの理想論や希望の教育方針の意見交換ができるというメリットがあります。
我々が生きる時代よりもはるかに進んだ、予測のできない激動の時代を生きることになる子供たち。その人生について、いかに子供がより良く生きていける環境を作ってあげれるかどうか、しっかりと話し合ってください。
そんなことを考えるきっかけや材料として、我々が運営している『ママの社会科見学(ママけん)』を活用して頂ければ嬉しいです。
まとめ
以上が『妊娠中にイライラしないために旦那にさせる習慣16』です。
実はこれら16個は筆者である私自身が全て実行したことです。そのため、これは理想論ではありません。
もしこの記事を読んでいるのが女性でしたら、彼氏や旦那様と一緒に読んでもらいたいです。そして、その提案を暖かく受け入れ一緒に読んで、この内容に賛同してくれるそんな彼氏・旦那様であることを願っています。
ご拝読ありがとうございました。
『ママの社会科見学(ママけん)』管理人,育児家事分担アドバイザー,育休取得促進コンサルタント
夫婦間における育児と家事の分担について、なかなかきちんと整理して議論することが難しいものです。
しかし、本質的な部分を整理して考えればそれほど難しいことではありません。
難しいのは『お互いが歩み寄り寄り添うこと』です。
これらのお手伝いをすべく、『ママけん』を運営しつつ個人や企業に対してアドバイスを行っています。

『ママけん』とはコミュニティ「ママの社会科見学」の略で、『育児のために自分の生活や人生を諦めることなくママ自身が輝こう!』というスローガンをもとに発足しました。
このママけんMediaは『ママけん』の活動の1つです。
育児をしながら学ぶことって、もちろん初めは少し大変で難しいこともありますが意外と有意義で楽しいものです。
自分と子供のためになると思えば、集中力ややる気も湧いて充実度2倍!
コロナの影響もあり、ご近所でのママコミュニティが難しい現状ですが、社会のIT化によりオンラインでのコミュニティ形成が手軽にできるようになりました。
現在、代表である白吉は男性の育児参加促進や、家庭内での家事分担の公平化などを通して家庭円満な家族を増やすことで、生活の質と教育の質が上がり社会がより良くなることを目標に活動を行っています。
コミュニティ参加に関わらず、何かお困りなことがあればメッセージなどでも受け付けていますので、お気軽のご連絡ください。